■ ID | 343 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 生態工学活用型水処理システムにおけるCH4、N2O発生特性の比較解析 |
■ 著者 | 平田彰
早稲田大学理工学部 木持謙 埼玉県環境科学国際センター 孔海南 中国上海交通大学 桑原享史 筑波大学 桂萍 国立環境研究所 水落元之 国立環境研究所 稲森悠平 国立環境研究所 須藤隆一 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | 日本水処理生物学会 |
■ 出版年 | 2002 |
■ 誌名・巻・号・年 | 日本水処理生物学会第39回大会、平成14年11月22日 |
■ 抄録・要旨 | 特に開発途上国において適用が期待される生態工学活用型水処理システムとして、土壌トレンチ、人工湿地、ラグーンを対象として、水質浄化特性やCH4、N2O発生特性等について比較検討を行うと同時に、水環境の修復・改善と地球温暖化防止の観点から解析評価を行った。
その結果、BODは全てのシステムにおいて除去率90%以上と、極めて良好な処理能が得られた。窒素除去では硝化および脱窒反応の適切な進行が重要となるが、特に土壌トレンチおよび人工湿地においては、土壌を用いているために、効果的に嫌気条件を創造できる可能性が示唆された。CH4、N2O発生特性については、各システムとも季節変動が大きく、発生抑制も含めてさらなる研究・技術開発が必要であることが示唆された。 |
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